名前と住所のはんこの必要性

はんこイメージ

今はパソコンが普及して、年賀状はだいたいの人がパソコンで作成するでしょう。
しかし私の若い頃はパソコンなど無く、年賀状はすべて手書きでした。
毎年100枚くらいの年賀状を出していましたので、本当に大変な作業でした。

年賀状のうらのメインの手書きもさることながら、おもての宛名と自分の住所と名前を書くのが難儀でした。
宛先の住所と名前は一人一人違うのだから、書くのが当然というか書かない訳にはいきません。
せめて自分の住所と名前を書かないで済む方法は無いかな、といつも思っていました。

そんなある年のいただいた年賀状の中に ご自分の住所と名前をはんこで押してある年賀状があったのです。
これだ!と思い感激しました。
後日差出人の先輩に聞きましたところ、はんこ屋さんに行けばすぐに作ってくれるとのことでした。
じゃあ私も来年の年賀状からは自分の住所と名前ははんこにしようと思いましたが、すぐに作りに行けない事情ができてしまいました。

その当時私の住んでいたのは古いアパートでしたので、取り壊しをするということになり立ち退かなければならなくなったのです。
せっかくはんこ屋さんに行って住所と名前のはんこを作ったとしても、すぐに使え無くなってしまいます。
それでその年は住所と名前のはんこを作ることはあきらめて、いつかアパート暮らしじゃなくなったら作ろうと思っていました。
しかし我が家はその後転勤族となり、住んでいるところをいつ引っ越しすることになるかわからないため、やはり名前と住所のはんこを作りそびれて現在に至ってしまいました。

今では私も結婚し苗字も変わりましたし、マイホームも手に入れたので、名前と住所のはんこを作っても大丈夫になりました。
でも私も時代の流れでパソコンで年賀状を作るようになってしまって、名前と住所のはんこの必要性を感じなくなってしまったことが少し淋しいです。

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